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都道府県レベルでみた日本人の遺伝的集団構造 - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

15コメント 2020-10-14 09:53  www.s.u-tokyo.ac.jp

ツイッターのコメント(15)

これはとても面白い研究結果。九州ではなく近畿や四国地方に渡来人の遺伝的構成成分が多いということもさることながら、渡来人と混血する以前の状態で、縄文人は遺伝的に多様であったというのはさらに面白い。
これはすごくおもしろい!

> 九州地方と東北地方が沖縄県に遺伝的に近く、近畿地方と四国地方が遺伝的に遠かった。(中略)近畿地方や四国地方は中国・北京の漢民族に遺伝的に近い

- 東京大学 大学院理学系研究科・理学部
東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室
2020/10/14
東京大学 理学系研究科 リリース:
東京大学:


"朝鮮半島から地理的に近い九州北部ではなく、近畿地方や四国地方の人々に渡来人の遺伝的構成成分がより多く残っていることは、日本列島における縄文人と渡来人の混血過程を考えるうえで興味深い。" open access。
んー、だいたい今までの知見の裏づけみたいなのがとれてた。渡来系の影響が強いのが近畿中国四国、そこから離れるほど在来系の影響が強い
人が移動する現代だけど、地域ごとの違いって意外としっかり残っているもんなのね。
メモ:


~縄文人と渡来人の混血がもたらした本土日本人内の遺伝的異質性~」
 (東京大学大学院理学系研究科・理学部)

・・・「47都道府県に居住する日本人約11,000名の全ゲノムSNP遺伝子型データを用いて…クラスター分析」
東京大学大学院理学系研究科の渡部裕介・一色真理子大学院生(研究当時)と大橋順准教授は、47都道府県に居住する日本人約11,000名の全ゲノムSNP遺伝子型データを用いて、都道府県レベルで日本人の遺伝的集団構造を調べた。
これめちゃくちゃ面白いぞ。近年の考古学や歴史学からは推定されていた内容が、DNAによってきちんと裏打ちされた形。
縄文人顔、渡来人顔というが、東大が47都道府県の遺伝を分析

・日本人は4つの遺伝クラスターエリアに分かれる(沖縄、東北・北海道、近畿・四国、九州・中国)。関東と東海は1つのクラスターとは捉えられない(上京等の影響?)

・渡来人の遺伝成分は近畿・四国で多め(続く
UTが日本人の成分を抽出してみました、とな。どうなんかなぁ??
主成分分析の結果が綺麗に日本列島の形を反映している。こういう分析でpopulaiton stratificationが分かるのか。早く日本でもGWASで教育年数などのheritabilityが明らかになるといい。普段英語で読んでるので新鮮。
〈東京大学〉2020年10月14日|都道府県レベルでみた日本人の遺伝的集団構造| 《情報紹介:計量計測データバンク》
以上
 

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