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(経済教室)ポピュリズムに揺れる世界(下) 無組織層、「中抜き政治」導く 既成政党・団体に逆風強く 水島治郎・千葉大学教授 :日本経済新聞

11コメント 2019-01-31 07:01  日本経済新聞

2016年の英国民投票での欧州連合(EU)離脱派の勝利、米大統領選でのトランプ氏当選に始まるポピュリズムの波は17年以降も続いている。欧州ではオーストリアのポピュリスト政党が政権に入り、18年にはイ

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「旧来の中間団体に回帰すべきだという議論にも説得力がない。そもそも人々を包摂していたかつての中間団体は、多くが男性優位的・権威主義的で、年長者への服従を要求し、男女平等や個々人の自由な選択を阻んできた」(水島治郎)
「政党組織や中間団体などの媒体を経由しないという『中』を抜いた政治、すなわち『中抜き』政治が有力な政治のあり方となっている」
大統領制化然り、ポピュリズム然り、「社会は存在しない」(サッチャー)然り、権威主義然り、中抜き政治/経済は気になる。
おー、射程の広い話だ。世界が「中抜き」化するトレンドにあっては、政治におけるポピュリズムの到来はある意味必然的な帰結と。/「ただここで考えるべきは、中抜き現象が政治面に限らず、経済社会のほとんどの分野で進行していることだ。」
“政党組織や中間団体などの媒体を経由しないという「中」を抜いた政治、すなわち「中抜き」政治が有力な政治のあり方となっている。中抜き政治の時代には、既成の政党や団体は20世紀型の古い政治を代表する旧来型シ / “(経済教室) 無組織…”
・米国、EUで左右関わらず反既得権益の急進勢力に支持
・人々を束ねる中間団体衰退。無組織層拡大
・中抜きが経済社会全体で進行。特定団体への忠誠より複数のアドホックなネットワークが人生を豊かにする?
 無組織層、「中抜き政治」導く
水島治郎氏。欧州では極右だけでなく急進左派も伸びており、既存の政党が苦境に陥っている。この背景があるのが労組や農業団体などの弱体化と、そうした中間団体を経由しない「中抜き」政治。
無組織層、「中抜き政治」導く 既成政党・団体に逆風強く 水島治郎・千葉大学教授 :経済教室面から
無組織層の増加とそれを束ねる中間団体の弱体化が、中抜き政治が進展に繋がっているとのこと。その結果、不満を強める無組織層が反既得権益層への反発になっているとの分析。綺麗に整理された説得力のある論考で興味深い。
- ポピュリズム現象の分析から「既成の権威」を迂回した「中抜き時代」の到来を洞察し、その危うさ(フェイクニュース)と必然性(男性優位・権威主義からの回避)を見抜く。良い論考
以上
 

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