
日本語版がありました。
文部遊園(@CieloEstrelado) - 03/31


ユダヤ人少女を密告したのは同じユダヤ人だったというオチ。ユダヤ人を密告しまくったけど特に罪に問われずに戦後も大往生を迎えたテスラというユダヤ人女性もいたわけで。

裏切りだったのか…。我が身と家族を守るため。自分だったらと思うと、簡単に犯人を責められない。人間の業の深さを思う。アンネのお父さんが犯人の名を知っていたのに明かさなかったのはどんな心境だったんだろう…。

元記事の「調査」とは「investigate」、つまり歴史研究であり、捜査なんだ。歴史への眼の向け方というか距離感に、違いを感じる。
なおアムステルダムにある「アンネ・フランクの家」は博物館として1960年に開館。人間の尊厳と差別問題について、問題提起し続けている。
なおアムステルダムにある「アンネ・フランクの家」は博物館として1960年に開館。人間の尊厳と差別問題について、問題提起し続けている。

普通の日本人「まあ、そんな昔のことなんか忘れましょうよ」
アンネ・フランク一家の情報をナチスに密告、その人物を特定か=調査 - BBCニュース
アンネ・フランク一家の情報をナチスに密告、その人物を特定か=調査 - BBCニュース

FBIの元捜査官によれば、ユダヤ人のベルフ氏が自分の家族を守るためにフランク一家をナチスに「渡した」可能性大。AI技術を駆使し6年かけて解明した。
一方、アンネの父がこの事に気づきながらも伏せていた証拠も入手。歴史に向き合い続けることの重要性を改めて認識する記事
一方、アンネの父がこの事に気づきながらも伏せていた証拠も入手。歴史に向き合い続けることの重要性を改めて認識する記事

BBCの解説/アンネ・フランク一家の情報をナチスに密告、その人物を特定か=調査

時々思うのだけど、歴史家や研究家の仕事の全てが価値あるものとは思えない。これはまさに余計な仕事。
アンネは、家族の悪口や性的なことを書いたページにわざわざ張り紙をして隠していたのに、後の研究家があの手この手で暴き、記事にした。
倫理を問われるべきだろう。
アンネは、家族の悪口や性的なことを書いたページにわざわざ張り紙をして隠していたのに、後の研究家があの手この手で暴き、記事にした。
倫理を問われるべきだろう。


アンネ・フランク一家の情報をナチスに密告、その人物を特定か
「調査チームは、フランク一家を裏切ったのが同じユダヤ人だったという事実の発覚に、苦しんだと話す」
「この件が公にならなかったのは、世間の反ユダヤ主義が理由だろうと指摘」
あまりにナイーブすぎないか。
「調査チームは、フランク一家を裏切ったのが同じユダヤ人だったという事実の発覚に、苦しんだと話す」
「この件が公にならなかったのは、世間の反ユダヤ主義が理由だろうと指摘」
あまりにナイーブすぎないか。

これは悲劇であり、密告者を非難する権利はぼくには 無い。だがそれでも抵抗し闘った人はおり、その闘いが次の時代を作った。過去の話では無い。今のこの時代のこの社会において、自分がどう生きるかへの問いかけだ。
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