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(世界発2019)中国メディアの冬:上 「調査報道できぬ」去る記者たち:朝日新聞デジタル

 中国のメディアで経験を積んだ記者たちが次々と辞め、社会の問題を暴く調査報道が激減している。ネットの発展で新聞などの経営が悪化したから、というだけではない。季節は春を迎えても、メディアを取り巻く環境は…...

ツイッターのコメント(20)

“胡錦濤(フーチンタオ)政権期にほぼ重なる03年から12年ごろは中国メディアの「黄金の10年」と呼ばれる。”
中国での人権侵害、差別や不正のために活動する弁護士や記者の動きを丹念に追ってきた中国特派員たちによって書かれた記事です。メディア抑圧のために中国共産党が生み出した「正能量」「負能量」という機械的な言葉に、底知れぬ恐ろしさを感じる。
中国メディアの冬:上 
2月末、資産管理会社に転職した劉の給料は5~6倍になった。劉万永は「経済的な理由が全てではない。一生記者を続けようと思っていたが、書きたいことを書けなくなった。環境が変わってしまった」と嘆いた。
中国メディアの冬:「調査報道できぬ」去る記者 党や政府がメディアに求めるのは中国語で「正能量」(プラスのエネルギー)と表現する前向きなニュースだ。指導者をたたえ、中国の良い面を宣伝する。不正を暴く調査報道は「負能量」で「社会の安定」には役立たないというわけだ
習政権になって悪化する中国の報道環境。
新聞の一面が当局の指導で書き換えさせられ、記者が拘束される。ネットニュースも独自報道や評論ができない。

SNSで記者が批判されるから政府で規制しろと言ってるどこぞの記者は、100万回これを読むがよい。
-新聞社の権威低下、経営悪化によって調査報道が減ってしまっていいのか…。収益を上げるビジネスが起こせずに、ボランティアだけで政治の闇を暴く時代が来るのだろうか。
まるで日本のことだな…
日本では當局による露骨な編集權への介入はなくとも、安倍首相が健康診斷を受けたとか、令和おじさんとか、不氣味な記事が目に付くことも事實なので、いささか不安になる。
「記者は本当に大事なことは何か、考えなければいけない。メディアが監督の職責を放棄し、声を上げる勇気をなくしたら、報道に何の意義があるのか」
給与の問題だけではない。中国にもジャーナリズム精神を持つ記者が少なからずいるが、発信できる場がどんどん失われている。チェック機能なき権力の行く末は危うい。日本も然り→
以前、調査報道に携わった事がある。とても地味な作業だ。多くは報われない。
それでも、社会の公器を自負する記者たちが上層部に反発しながらも記事を出す。
中国は、その火が消えようとしている。
 中国メディアの冬:上 「調査報道できぬ」去る記者たち:朝日新聞
"党や政府がメディアに求めるのは中国語で「正能量」(プラスのエネルギー)と表現する前向きなニュースだ。指導者をたたえ、中国の良い面を宣伝する。不正を暴く調査報道は「負能量」で「社会の安定」には役立たないというわけだ。"
「党や政府がメディアに求めるのは……前向きなニュースだ。指導者をたたえ……良い面を宣伝する。不正を暴く調査報道は……『社会の安定』には役立たないというわけだ」。中国の話ですよ、中国の。まさか日本ではない、ないはず、です。
勉強になる /
この記事は中国メディアの調査報道に関するルポだが、朝日を始めとする日本のマスメディアでも調査報道が減っている。
あっても深掘り記事にお目にかかる機会が少なくなった。日本のマスメディアの奮起を求めたい。
日本の近い将来の姿ではないか。既にこういうメディアがあると聞く。
2003年からの「中国メディア黄金の10年」に急増した調査報道は習近平政権の締め付けで激減。当局からは出来事の肯定的側面のみを報じることを求められる。経営悪化も相まって記者を辞める人が続出。
「党や政府がメディアに求めるのは中国語で「正能量」(プラスのエネルギー)と表現する前向きなニュースだ。指導者をたたえ、中国の良い面を宣伝する。不正を暴く調査報道は「負能量」で「社会の安定」には役立たないというわけだ」 PR天国?
デスクを兼ねていた劉でも月収は1万元(約16万円)前後。物価が高い北京で3歳の子を育てるにはきつい。(…)2月末、資産管理会社に転職した劉の給料は5~6倍になった / “ 「調査報道できぬ」去る記者たち:朝日新聞デジタル”
以上
 

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