歌声よタリバンにも届け アフガンのマドンナ「これが私の戦い方」 [アフガニスタン情勢]:朝日新聞デジタル

インスタフォロワー144万、タリバンも「こっそり聴いている」。奥ゆかしい感じの方で、質問にも一つ一つ丁寧に答えてくれました。新曲の構想が見逃せません。

自分の国が主導者を巡り戦争や殺戮を繰り返しながら不安定な情勢を虐げられているアフガニスタン、特に子供や女性の権利を蔑ろにするタリバンからも狙われている中での、彼女の熱い思いの強さに私の心も奮い立ちます。
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「(前のタリバン統治で)人々は恐怖と暗黒の中で生き、私たち(の国の発展)は100年も取り残された。これがまさに、私が予期する今後のアフガニスタンの姿です」

アフガンのマドンナと呼ばれる歌手は語る。

「サウジアラビアを見てください。イスラム教徒にとって、(2大聖地のある)サウジは特別な存在です。そのサウジですら今、女性が働き、勉強し、基本的な権利
アリアナ・サイード「最も恐れているのは、女性が自分たちだけで外出することすらできなかった、タリバン統治下の20年前に戻るのではないかということです。すでにタリバンは少女の教育を否定するなど、彼らが女性をどう扱おうとしているのかという兆候を見ることができます」

この地球上のどこに、女性が働けず、学校に行けず、男性の同伴なしでは道を歩けない国があるのでしょうか。

アフガンのマドンナ
「女性が歌手として活躍することをよく思わない男性も、こっそり私の曲を聴いています。(女性の窮状をつづった曲には)男性からも多くのメッセージが寄せられました…これが私の戦い方です」
「女性が歌手として活躍することをよく思わない男性も、こっそり私の曲を聴いています。(女性の窮状をつづった曲には)男性からも多くのメッセージが寄せられました…これが私の戦い方です」

この写真だけスーパーマリオネーション(人形)にしか見えない

アフガンのマドンナ「これが私の戦い方」
以上
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アフガンのマドンナ「これが私の戦い方」