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「人間の心」をめぐる新たな安全保障――進化政治学の視点から / 伊藤隆太 / 国際政治学、安全保障論 | SYNODOS -シノドス-

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戦争はしばしば人間本性に起因するから、その負の因果効果を環境的要因で相殺する必要がある
進化政治学!
@YAMADAryoutaro あと啓蒙と人の革新で思い出したけどこの記事面白かったから読んでみ
「戦争は人間の本能に根差したもの」というのをあたかも「科学的」事実のように前提しているけど、それはまだ科学の世界では決着がついていません。>
「安全保障研究のパラダイム論争では中庸が善とされる…だが、信頼に値する科学的証拠を前にしたとき、われわれはときとして任意のパラダイムの優位性を強く主張したり、脈々と引き継がれてきた政治思想の伝統が科学的に誤っていたと、潔く認めたりすることが必要なのである」
人類史上の平和的変化は、生得的要因――心理メカニズム、遺伝子、人間本性等の生物学的要因――の変化でなく、環境的要因――産業化・学力の向上等のリベラル啓蒙主義的要因――のそれに起因する
“遺伝子は最後の氷河期を経験した遺伝子から事実上変わらないため、今日の政治現象は進化的適応環境(environment of evolutionary adaptedness)――人間の心理メカニズムが形成された時代・場所、実質的には狩猟採集時代を意味する――の行動様式から説明される必要がある”
/ 国際政治学
オーベル&森川は私も読んだが典型的な群淘汰説で、ネオダーウィニズムや進化心理学とは相容れないはず。近年両陣営の対立は非和解的になってて、そこを曖昧にしてはあかんと思う
現代の人間の遺伝子は最後の氷河期を経験した遺伝子から事実上変わらないという知見をベースにした社会科学の再構築の時代なんだろうね
「進化政治学には三つの前提がある…第三に現代の人間の遺伝子は最後の氷河期を経験した遺伝子から事実上変わらないため、今日の政治現象は進化適応環境―人間の心理メカニズムが形成された時代・場所、実質的には狩猟採集時代を意味する―の行動様式から説明される必要がある」
「戦争はしばしば人間本性に起因するから、その負の因果効果を環境的要因で相殺する必要があるのだ」/
たとえば、なぜ人々は排外的ナショナリズムに熱狂し、費用便益の観点からは理解できない引き合わない戦争を支持するのか。こうしたパズルに対して、進化政治学は以下のような科学的根拠を備えた答えを与えている。
今度は「進化政治学」なるものが出てきたのか……。
「人間の心」をめぐる新たな安全保障――進化政治学の視点…

“リアリストの残忍な予測に反して、世界は日に日に平和になっている。安全保障研究は世界で紛争が起これば起こるほど儲かる職業なので、米中戦争や第三次世界大戦は不可避だといった宿命論は、多くの論客を魅了する”
以上
 

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