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情報がアテンションを消費する / 堀内進之介 / 政治社会学    | SYNODOS -シノドス-

27コメント 登録日時:2019-08-22 08:17 | SYNODOS(シノドス)キャッシュ

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Twitterのコメント(27)

無限に広まれ
現代人は情報を消費してるつもりで「情報に消費されてる」ということがよく分かる記事
僕はもう2回読んだ
これもおもろい
寝てから読む
アテンションを分割させること(奪うこと)が商業的利益になるところでは、極端なものがイニシアティブを獲得する。(中略)とりわけ道徳的にいかがわしくても不法ではない過激な発言は、人びとのアテンションを奪うのに好都合情報がアテンションを消費する
非常に示唆に富む内容だった。「極端なものが一旦アジェンダになれば、アテンションはそれによって消費され、それ以外の情報やアジェンダは失われるのである」。
所謂「アテンション・エコノミー」論を基底にした政治社会学者によるメディア・コミュニケーション論といったところか。長文で読み応え充分、とても勉強になった。ここでは「アテンション」を「注意」と訳しているが僕は勝手に「注意力」と補って読んだ。乱暴に言うと、
自分の感情なのに自分で制御するのは難しい。とくに激しい怒りを感じたときは冷静にならないとと思う。
情報がアテンションを消費する 
私達は共感しやすいものに共感するので、これを逆手に取って感情で釣る「感情の動員」は政治戦略の主流。でもこれに理性で対抗しようとしても、現在の情報環境はそのために必要な「アテンション(注意)」を分割・消費させてしまう状況にある。
自分が素人なりに何かを考えるとき、この中で言うアテンションを暴力関係に集中させようって決めてるけど、まだ範囲が広い気がしてきた。

情報がアテンションを消費する/
真偽を見定めるために一度にたくさんの情報に接するほど、私たちはますますそこから遠ざかる@
情報を買う から 自分のアテンションを売る <=> 実質無料 /     | SYNODOS -シノドス-”
面白かった。"Reality Lost"がkindleでタダだったからポチった |
「本稿の論点は、下記の先行研究に、とりわけHendricks & Vestergaard(2019)に多くを負っている。
自分の中の限られた「アテンション(注目)」を消費して情報を貪り、そのアテンションが企業に消費される時代。“ダグラス・ラシュコフの言葉を借りれば、「Facebook(などのサービサー)は広告主に私たちを販売している」のである。 ” /情報がアテンションを消費する
この視点大事にしたい:
“消費されているのは情報というよりも、私たちのアテンションの方だ”
これめちゃくちゃおもしろかった みんな読んだほうがいい
“感情の動員は、いまや政治戦略の主流だ。 しかし、こうした戦略に対して「冷静に考える」という仕方で、つまり理性で応戦するのは実に心許ない。なぜなら…” /     | SYNODOS -シノドス-”
“彼ら(SNS)の仕事は、無料の情報を通じて集めた私たちのアテンションを真の顧客に売ることである。つまり、私たちは、真の顧客のための「商品」なのだ”。「得る」は「売る」の誤字と判断。 /     | SYNODOS -シ…”
「いまや明らかなのは、消費されているのは情報というよりも、私たちのアテンションの方だということである。…情報流通市場の拡大は、情報の多様性の拡大ではない」
おもろかったし勉強になった。
「いまや明らかなのは、消費されているのは情報というよりも、私たちのアテンションの方だということである」
“Facebookであれ、Twitterであれ、Instagramであれ、何であれ、(…)彼らの仕事は、無料の情報を通じて集めた私たちのアテンションを真の顧客に得ることである。つまり、私たちは、真の顧客のための「商品」なのだ” / / 政治社…”
「科学者やジャーナリストの仕事が、お金を支払うに値すると考えられるようになれば、アテンションだけでなく収益も獲得したいサービサーが、そうした仕事を取り上げる動機も必ず生まれてくるはずだ」◆
消費されるアテンション、興味深い。
◆情報がアテンションを消費する /     | SYNODOS -シノドス-
情報がアテンションを消費する/

しかし「有益な情報は無料ではない」と思っている人が皆「情報にお金を払う/払える」わけではないとすれば、これは民主主義にとって良いニュースにはならない。もう一つ視点がありうるとすれば「公共財としての情報」でしょうか。
本日、シノドスに拙稿「情報がアテンションを消費する」を掲載して頂きました。

1971年のハーバード・サイモンの指摘を踏まえたもの。同年、永井陽之助も『政治意識の研究』で近しい論点に触れていることに気付いた。半世紀前の見通しが、リアルになってきているようだ。
以上

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