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「自立」に向けた教育のジレンマ / 伊藤秀樹 / 教育社会学 | SYNODOS -シノドス-

24コメント 登録日時:2019-05-16 10:27 | SYNODOS(シノドス)キャッシュ

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Twitterのコメント(24)

教育で可能な「自立」とそうではないところがあるという指摘は重要。/
初めてこのことについて考える人が読んでも分かりやすいのでは、と思う。
かなり頑張っている学校の事例を調査することで、自助と教育の限界が描き出されたんだな。
時間を取って、ちゃんと読むべき。
うんうん。それな。
ああ、これはとてもよくわかる。 "しかし、「辞めないための指導」は、離職・中退した卒業生にとっては、彼ら/彼女らを「自立」から遠ざけるものへと反転してしまいます" / “「自立」に向けた教育のジレンマ / | SYNODOS -シノドス-”
一番重要なのは、若者たちに「自立」を求める圧力を弱め、「辞めてもいい」と言える社会を作ること離職や中退を「自己責任」や負のレッテルとして捉えなくなること
現在の高校、特に普通科進学校の「キャリア教育」はイコール大学受験指導とそのためのカリキュラム。受験についてこれない生徒は鼻つまみにされる。
学校の逆生産性。なぜ学校を出た後も嫌な教師と「つながり」を強要するのか。旧ソ連めいた監獄社会を作る学校。左翼・進歩主義、欧米崇拝なら大歓迎だろう。
ここに中世的・近世的自由はない。
多様な個性を素晴らしいと歌い上げながら、現実では社会で上手く立ち回れない人が弾かれていく。
今のこの生きづらさは、理想と現実のギャップ、嘘、裏腹が、そのツラさを加速させているのかも。
それを他責にして解決出来る訳もなく、自分には地道に社会に水を指すことくらい
自立を求められるのが、個人であると限界があるんだよ。

自立できない人がダメだという考えになっちゃう。

だから、自立は社会全体で考えることにより、私の話から私達の話に変えていかないと‼︎
お互いにお互いを育て合える土壌を、地域社会の中に生み出していきたいね。人は学校のみで育つに非ず。
ものすごい実践をされたあとに、「学校だけでは限界」という結論に達された記事。とてもいい記事でした。

自立に向けた教育のジレンマ  / 教育社会学(2019/05/16)
「本人の『力』に焦点化して『教育で始末をつける』ことに限界はないか、『教育で始末をつける』ことが求められることで覆い隠されてしまう問題はないかといった点を、立ち止まって考える必要があります」/
卒業生が離職・中退に至った原因は、本人の精神的な問題だけでなく、実際には、家庭の経済的困難、長時間労働、人間関係での孤立やいじめ、業務内容上の困難、会社・学校への不信感など、多岐にわた
すごくおもしろかった。人権教育のことにも、障害の「個人モデル/社会モデル」にもつながる。
生活困窮の就労支援の生徒版と言っても間違いないと思う。就労を通した自立への疑義をとても具体的に論じている。個人の能力から社会へと責任を大きくシフトさせる視線は、自立の半身をえぐっている。→
「本人の「力」に焦点化して「教育で始末をつける」ことに限界はないか、「教育で始末をつける」ことが求められることで覆い隠されてしまう問題はないかといった点を、立ち止まって考える必要があります。」/
「教育で始末をつける」のではなく「社会で始末をつける」
「自立」を基盤としたいまの教育の在り方を鋭く問う論考。
若者たちの「自立」に向けた困難は、「教育で始末をつける」現状から「社会で始末をつける」方向へとシフトしていくべきだと考えます。
主に個人の「力」の育成が強調される現行のキャリア教育に対し、“若者たちの「自立」に向けた困難は、「教育で始末をつける」現状から「社会で始末をつける」方向へとシフトしていく”ことが重要との指摘。
「教育で始末をつける」ことばかりを目指すのではなく、教育にできることとできないことを区分けして「社会で始末をつける」道筋を考えていくことこそが、重要だと考えています。
「自立」に向けた教育のジレンマ/ 高等専修学校をフィールドワーク調査した研究より。この学校では不登校の防止や就職後すぐの離職を防ぐために教員が密なコミュニケーションを行っているが、それが「自立」を冷めたげているのではないかというジレンマがある
「教育で始末をつける」ことへの違和感⇒「「自立」に向けた教育のジレンマ」伊藤秀樹、シノドス、2019年5月16日
以上

記事本文: 「自立」に向けた教育のジレンマ / 伊藤秀樹 / 教育社会学 | SYNODOS -シノドス-

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