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消費税は引き上げられるか?――現代金融理論と「反緊縮」の経済学 / 中里透 / マクロ経済学・財政運営 | SYNODOS -シノドス-

21コメント 登録日時:2019-05-21 06:53 | SYNODOS(シノドス)キャッシュ

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Twitterのコメント(21)

財政学ⅠⅡの中里先生がすごく良い記事を書いていたので読もうぜ
”現代金融理論のマクロ経済学としてのポイントは、課税の際の税率を財政収支が均衡する水準ではなく、雇用の安定が確保される水準に設定するということにある”
MMTへの論評はこれが一番客観的でおすすめです。
・現代金融論への批判。ハイパーインフレは課税による需要の抑制を通じて調整。税率は財政収支の均衡ではなく雇用の安定で決定。GDPは輸入が減っても成長する。*国債による財政支出はデフレや所得低下を固定化させ民主主義下のハンドリングが困難。
これにもあるけど、反緊縮とかMMTとかあとリフレもみんな違ってみんなケインジアンなので、経済思想史的に突然現れた異説ではないというのは意識しておきたいところです。
「「お金(財源)がなければお札を刷ればいい」という米民主党左派の政治的なメッセージを額面通りに受けとめるのではなく、少し引いたところからMMTのマクロ経済学的な側面を冷静にながめてみることが必要ということになる」
中里先生の分かりやすい解説。やっぱり、MMTは何度読んでもケインズ経済学の現代的な焼き直しに過ぎず、かつてのケインズ経済学への批判がそのまま当てはまるとしか思えない(続く)。

【SYNODOS】消費税は引き上げられるか?―現代金融理論と「反緊縮」の経済学/中里透
政策見直しは歓迎すべきことですが、経済学の過ちによって失われた命や人生は戻ってきません。

その責任を経済学界はどう取るのでしょうか。
余ったら給付してくれ

//消費税率が8%に引き上げられた2014年…「復興、防災・安全対策の加速」のための経費として 3.1兆円が確保された。だが、2014年度の公共投資は前年度の実績を下回り、実質成長率に対してマイナスの寄与をする結果となった。建設業における人手不足
うむ、MMTに関する冷静な良い論評だけど、結局目前の消費増税反対論に繋がっちゃうんだなあ。個人的には、それとコレとは切り分けて欲しいのだけど
中里さん安定感抜群
MMTについては僕も少し落ち着いた形で論評したい

「現代金融理論のマクロ経済学的な側面と、緊縮的な財政運営に対する見直しの動きについて論点整理を行うとともに」「今年10月に予定されている消費増税の行方について考えてみる」
珍しくわりとまともなMMTについての論評だね
週刊誌各誌では増税延期・反対論が相変わらず占めてるけどね。野党もそれにどれだけ汲み取っているか。MMTも財務省の反論に批判的な「論者」も少なくない。
伝統的...裁量的財政政策...と基本的に変わらない。...拡張的な財政運営がどこまで継続できるかは、物価の変動による制約を受けることになる。この点を踏まえると、両者の違いは意図と程度の問題」

消費税は引き上げられるか?―現代金融理論と「反緊縮」の経済学
消費税は引き上げられるか?――現代金融理論と「反緊縮」の経済学


「(事実上の)日銀引受で財政資金を調達すると、財政規律が弛緩して制御不能なインフレが起こる」という話とよく似ている。

だが、このような見方はMMTの基本的な枠組みに対する誤解からくるものだ。
程度の差でしかないと。これだとリフレ派とそこまで差はないよということなのかな。仲は悪そうだけど。 / “消費税は引き上げられるか?――現代金融理論と「反緊縮」の経済学 / 中里透 / | SYNODOS -シノドス-”
経済学者の記事なので信用できそう。わりとちゃんと今までの議論(MMTに対する批判)を踏まえている感じ。MMTは「反緊縮」のいくつかある経済政策の1つに過ぎないらしいので(論文未読)、「反緊縮⊃MMT」という感じ? / “消費税は引き上げられるか?――現代金融理論と「反…”
めちゃめちゃわかりやすい
これ非常に興味深いと思うのはMMTの解説をしてる第1節では全く参考文献が出てこないのよね。で、第2節以降になると突如としてBlanchard(2019)だのKrugman(1998)だのが登場する。こういう頑なにMMTの文献を参照しない態度は実に不思議。
「現代金融理論に対する関心の高まりは、緊縮的な財政運営の見直しをめぐるより広範な動きの文脈の中で理解することが適切ということになる」◆
以上

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