
「国家百年の大計」という言葉は既に死語。政治家や役人たちが目先の自分の事だけに専心してしまい、遠い将来を見据える事をしなくなってしまった。利己主義が蔓延し個人主義が疎んじられ利他主義など微塵もない。この流れをどこかで断ち切らないと日本は立ちゆかない。

研究資金がすぐに役立つ分野や流行に偏れば、研究力全体の低下にもつながりかねない。「『役に立たない』は必ずしも『価値がない』を意味しません」。

このままでは、優秀な人ほど、海外に出ていくのでは?
右翼的な言動が目立つ藤原さんが自民党政治の結晶のような成果主義、拝金主義を批判するとは、驚いた。

数学は金にならないと敬遠されがちの分野だけど、欧米では仮想通貨関連で頭角を現す人が多い注目の分野。
才能ある若者は日本を捨て、米国を目指すが好いです。
政府のトップが甘利じゃ永遠に報われないよ。
この国はどこへ |
才能ある若者は日本を捨て、米国を目指すが好いです。
政府のトップが甘利じゃ永遠に報われないよ。
この国はどこへ |

日本人の持つ惻隠の情、もののあはれといった情緒が失われていった、90年代末。
この国はどこへ
この国はどこへ

3〜5年後に役立つ研究を優遇。人件費削減。研究者は海外へ。
このままでは日本の未来は無い…
このままでは日本の未来は無い…

例によってネットではタダで読めないが紙で読んだこの藤原正彦先生のインタビューは良かった。相変わらずの国士でアル。こーゆー良記事はセレクトしてタダで見せればイイのに

大変納得キングコールな良記事でした…(会員限定ですみません)

藤原正彦さんが真鍋さんに贈る言葉。「半世紀前は誰も気候変動などに興味を持っていなかった。だからすごいのです。すぐに役に立つうんぬんじゃないところからノーベル賞は生まれる。3年後やら5年後やらに役立ちそうな研究などに真に独創的なものはないと思ってよい」

「人間の尊厳は完璧に平等ですが、能力は不平等なのです。ボクシングだってヘビー級とフライ級を一緒に戦わせません。新自由主義の根幹である自由競争を規制し、弱者や地方のための大がかりな財政出動をしない限り、日本を再生することはできません」

インテリを敵視した結果、
この十年で博士課程に進学する人が半減していたということです。
この十年で博士課程に進学する人が半減していたということです。

“「今は役に立つかどうか、ばかりです。例えば、競争を導入しようと国は競争的資金というものを作りましたね。『何年後に役に立ちますか』といったトンチンカンなことを尋ね、”

「東大合格」の為の受験テクニックで育った東大卒キャリア官僚と、親の財産で当選した世襲議員での政権では100年先を見通す才覚はない!
日本をダメにする。
日本をダメにする。

山中教授の研究費補助金を削減するために、不倫旅行をした人達を思い起こす。どういう感覚で、国の運営をしているのか。安倍菅政権で一貫しているのは、国益を毀損すること
上だけでなく、底辺の技術、技能の継承も怪しくなっている
上だけでなく、底辺の技術、技能の継承も怪しくなっている

"国立大では40歳未満の常勤教員のうち、『任期なし』はほんの30%ほどです。2年や3年といった任期付きでは腰を落ち着けて研究などできません。深刻なのは博士課程進学者の数で、この状況を見て十数年で半減してしまいました。"

大ベストセラーとなった著書「国家の品格」で拝金主義がはびこる日本に警鐘を鳴らした数学者の藤原正彦さんは最近、ますます憂いを深めているといいます。その理由とは。
以上
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数学者の藤原正彦さんは最近、ますます憂いを深めている
やっぱ、そうだよねえ。