「英語スピーキングテストは愚策」と、認知科学者が断言する理由:日経ビジネス電子版

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英語スピーキングテストでは,日本語との比較を通じて,語彙や文法の運用能力を高めて,英語のスキーマを獲得するタイプの受験生が報われない。
今井むつみ先生による記事。
ほんと英語教育をひたすら妨げようとする教授や議員が多いのだが、これは一体なんなんだ。
「スピーキングを入試に導入しさえすれば国際人が育つというのはあまりに短絡的。受験生、保護者、都民、あらゆる関係者にとってコストは高く、犠牲は大きく、教育的なゲインはほとんど期待できない」
趣旨は完全に同意

語彙について丸暗記では
ダメという感覚については
3言語付き合わせるのが
かなりイイ

ただこのメソッドが
中高生向けか?
は悩ましい
口の上手い小池都知事が考えそうな愚策。
※注:紳士淑女の皆様、このツィートは下品です。
「スピーキングテストが入試に加われば、子どもたちも必死で練習して、 「タブレットに向かってミスなく話せる」ようになるかもしれません。けれど、それが国際人になるためのスピーキング能力でしょうか?」
そりゃ「タブレットに音声を吹き込む」形式が最良とは思わんが、試験官を置き面接形式にしようとすれば、どうせ人員確保・公平性・スケジュールなどの面で批判されるでしょ。そして最後の主張が結局「ESAT-Jは中止せよ」でしかない。正直なところ、読む価値無いと思うよ。
東京都が高校入試に英語スピーキングテストを導入するが、それがいかに愚かかを認知科学の観点から今井むつみ氏が解説。教育の分野は「素人」が平気で口出しできる(と思い込んでいる)もので、政治家が持論で先導してこのような不可解な方策がとられることがある。
東京都の役人にはこの記事を熟読してもらいたい
ESAT-Jは即刻中止を
へえー また文科省は愚策をこねてるのか・・・・
■慶応大の今井教授の指摘
・公平、正確に採点するのがほぼ不可能
・経済格差が学力格差につながりやすい
・「選抜のためのテスト」ではスピーキング力は伸びない
・受験生は他教科の時間を対策に使うはめに
・「テストの意味」を一から学び直し考え直せ
明快で論理的でものすごく良く整理された良い記事。とても参考になる。
外国語と言えば英語で、話すのはカッコいいという先入観を捨てた方が良い。未だに時代はグローバルという思考は時代遅れで、そろそろ改めるべき。
"大切なのは、語彙の学習に力を入れることです。それは単に、単語をたくさん暗記する、ということではありません。むしろ「ただ暗記しても、意味がない」ということを知ることが大事です"

"初学者は、スピーキングよりライティングに注力するほうがいいでしょう"
日経ビジネス・オンラインで読まれた記事ランキング第1位!
何言ってんだかと思われそうだけど、肩書きだけは帰国子女であり、実態としては留学経験なし国内学習者でもある私はすごく納得。
スピーキングの力ってのは、何となく楽しく外国語に触れてて身に付くもんじゃない。
100%同意はできないけど、共感できる内容。愚策という部分には禿同。
個人的にはスピーキングが1番大事。そもそも第一言語をスピーキング無しで話せるようになるのかと。逆でしょ。
実際の施策をどうするかは別として、これは納得できる論考。テストの目的(指導目的/選抜目的)が曖昧にして、目的をずらして手段を正当化するという乱暴な論をしばしば見る。テストは目的をはっきりさせてそこから論をずらしてはいけないと思う。
良記事だった。記事内リンク先で東京都の教育長が「(テストを通じて)文法通りでなくても通じた、という成功体験や実感を持ってほしい」と言ってるのは中々意味不明。
テストの内容の適切さはもとより、採点の公平性、正確性が担保されていないという意味でも、今回のスピーキングテストには、おおいに問題があると考えます

フィギュアスケートの採点と比較して採点者が同一でない不公平さを指摘り
都立高校入試にスピーキングテストを導入する意義、理由について、東京都の浜佳葉子教育長は、東京新聞のインタビューに「文法通りでなくても通じた、という成功体験や実感を持ってほしい」と語っています

それはテスト導入と矛盾しているぞ。
受験でスピーキングという政策への批判はごもっとも。ただ、書いてばっかりだと頭の中で構文できなくなる。頭の中で構文できないと話せるようにはならないし、発音しなければ聞き取れるようにもならない。
全部大事でしょ?どっちか選べるようにすれば良くない?
保護者としてプレテスト問題を見て「これでスピーキング能力...?」とかは激しく思うもの、その問題点を詳しく解説してくれる記事はあまりありませんでした。

この記事はその点で最も懇切丁寧でかつ説得的です。
取材にあたる記者も読んでほしい。
東京都立高校の英語スピーキングテストがいかに愚策なのか、慶応大学の今井むつみ先生によるひじょうに明快で論理的な記事。さすがです。それでもこの愚策のテストを実施するというなら、これに対して都教委とベネッセはきちんと説明するべき。きっとできないと思う。
私は、英語学習は単語と文法だけでいいと思っている。 スピーキングやリスニング力は、生きるために必要とされないので時間の無駄である。外国語の単語と文法は、日本で生きるためにも必要である。
都立高校入試で導入が決まった英語スピーキングテストがいかに愚策であるかを的確に指摘した良記事。まさに「英語化は愚民化」である。深い思考力は母国語によって育まれるものであるし、英語学習も読み書きを中心にすることは理に適っている。これは多くの人に読んでほしい。
都教委はどんな専門家の話をきいてきたのだろう。プロセスがほんとわからない。テストとは何かなんてまず共有しておくべきことだったんでは。
「第2言語を学ぶ目的は、中身の乏しい内容を流暢に話せるようになることではありません。」そりゃそうだよなぁ...。
さすが今井先生。はげどうですわはげどう>
>コストは高く、犠牲は大きく、教育的なゲインはほとんど期待できません。都教委にもベネッセにも、「テストの意味」を一から学び直し、考え直してほしいと思います。
スピーキングテストの問題点だけでなく、英語の学習法や英語を学ぶ意味、入試のあるべき姿、そもそもテストとは、何のためにあるのかなども書かれていて、ためになる!!
『算数文書題が解けない子どもたち』も早く読み進めたい!
なるほど。
特に「発音のいい受験生が良い点を取ることになるだろう」というのは、さもありなん
は、変なメンツや忖度は捨てて、専門家の意見に素直に耳を傾けて。

「愚策」と言われるテストを強行して不利益を被るのは、一生懸命頑張っている子どもたちなんだから。
今井先生だ
認知科学や言語心理の専門家に登場いただくまでもなく、東京都は愚策だと気付いても良さそうなものですが、真っ当な意見が言えない圧が都教委にはあるのでしょう。
検討委員の中にこういった有識者をあえて呼ばない人選・人事が崩壊の一歩手前まで来させてしまったと思う。
今井むつみ氏(慶應義塾大学教授):スピーキングを入試に導入しさえすれば国際人が育つというのはあまりに短絡的。受験生、保護者、都民、あらゆる関係者にとってコストは高く、犠牲は大きく、教育的なゲインはほとんど期待できない。

「英語スピーキングテストは愚策」…
以上
 
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